培ったスキルをうまく昇華する

未経験者がIT業界へ転職するのには、現実的な壁がある。なぜなら、IT業界はより専門性が高く、今まで触れたことのないプログラミング用語にも接する必要があるためだ。
ホームページを作成するだけでもHTMLやCSSの知識が必要であり、アプリ開発ではJavaなどのコードを使いこなせなければならない。

未知の領域ともいえるIT業界に未経験者が転職するには、挑戦者としての心構えが必要だ。
また、例えコードの知識があっても、デバッグの段階で不具合が見つかることもある。そういったときには、問題解決のために粘り強く、自分の作業に向かい合うことが必要になる。

IT業界に転職したいと思っている方は、既にIT知識をある程度は下調べしているだろう。そのため、プログラミング言語について存在自体は知っているはずだ。
しかし、転職活動上、プログラミング言語の知識だけでは役に立つとは言えない。
IT業界は専門性が高いとはいえ、チームとしての仕事が大半だ。
確かに、プログラミングのコードを覚えることは業界の共通言語を覚える意味で必要だ。
しかし、面接時に対人スキルがないと判断された場合、職場で力を活かせないと人事担当者に判断される可能性がある。そのため、面接を受ける際はしっかりと対策を練る必要がある。(※面接対策⇒未経験からのIT業界への応募

このように、プログラミングのコードを覚えれば十分だと思うと、転職活動で苦労することになることが多い。
そのため未経験者には、今まで勤めていた業界で築いたスキルをIT業界でうまく昇華することが求められるのだ。